私たちは何者だろうか。
私たちの正体は何だろうか。
体だろうか?
心だろうか?
私たちの名前だろうか?
それとも、私たちに付いた肩書だろうか?
私たちが成し遂げた業績だろうか?
周囲の人たちが、私たちに抱く人物イメージだろうか?
私たちの正体は何か?
恐らくこの問いに対して、科学的に証明した解答を得ることはできないだろう。
しかし僕は、これまでの人生経験とマインドフルネスの洞察で、ひとつの仮説を信じるに至った。
私たちの正体は、私たちの「存在」だ。
「存在」こそ、私たちの正体なのだ。
だから僕は思う。
肩書も、
業績も、
所有資産も、
たしかに関心事かもしれない。
しかし、それらは私たちの「存在」の前には、ほんのオマケに過ぎないと。
私たちの「存在」こそ尊いのだと。
これを綺麗事だと思うならそれでいい。
そう感じる人がいても、何も不思議ではない。
これは真理ではなく、僕の経験から得られた信念だから。
人それぞれ歩んできた歴史は違う。
だから、人それぞれ信じるものも違って当然だろう。
あなたはあなたの感じるままを信じればよいのだ。