本質で生きるマインドフルネス

瞑想おじさんの自己解放記

意味づけからの解放

f:id:hamamon91:20210918053355j:plain

 

瞑想がただ坐ること、それだけであるのと同じように

 

僕たちもただ生きているだけでいいのです。

 

しかし、そう言われてもあなたは信じられないかもしれません。

 

「冗談じゃない。それでは生きている意味がないではないか」

 

あなたはそう思うかもしれません。

 

とてもよくわかります。

 

僕もずっとそのことで苦しんできましたので。

 

しかし、瞑想を忍耐強く続けることで、あなたは理解するかもしれません。

 

実はものごとの意味にとらわれることが、苦しみの元なのだということを。

 

「あの人は善人。あいつは悪人」

「だからあいつは排除すべきだ」

 

「ポジティブは良い。ネガティブは悪い」

「だから常にポジティブであるべきだ」

 

「これは成功。あれは失敗」

「成功こそ価値がある」

「だから成功すべきだ」

 

まずは、僕たちの思考が行う意味づけのひとつひとつに気づいていくこと。

 

そこからです。

 

たとえそれが、世間的に「良い」と手放しで賞賛されているものであっても

 

肯定も否定もせずに

 

善悪の判断もくださずに

 

ただ、気づき続けるのです。

 

すると僕たちは、まるで流れる水が岩を削るように、本当に少しずつですが、意味づけという苦しみから解き放たれるのかもしれません。

 

意味づけからの解放。

 

これはまさに、瞑想によって僕たちの心が自然に進んでいく方向なのです。

 

hamamon91.hatenablog.com