本質で生きるマインドフルネス

瞑想おじさんの自己解放記

不作為 = 真の勇気

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まだ起こっていないことに対して、こんなことが起こらないようにと身構える。

 

すると、身構えるほど余計な緊張が生まれる。

 

また、「準備すべきもの」は際限なく増えていく。

 

ならば、起こることを許せばいい。

 

既に起こったことに対して、こんなことがあってはならないともがく。

 

すると、もがくほど苦しみは増える。

 

ならば、もがくことをやめればいい。

 

ただ起きてくることをあるがままに認め、そのままにしておくこと。

 

現代の道徳では、それを「不作為」と呼ぶのかもしれない。

 

しかし僕は、これを「真の勇気」と呼ぶだろう。

 

僕たちが小細工によって事態をいじくり回そうとしなければ、本来ものごとは起きて、ただ流れていく。

 

僕たちが自ら手をくださなくても、事態は動いていく。

 

それが自然の摂理というもの。

 

だから僕たちは、ただ待てばいい。

 

 

 

p.s.

この記事の主旨は、余計なはからいが事態を悪化させるということです。

「想うだけで願望がかなう」といった類のものではないということをご理解願います。

 

hamamon91.hatenablog.com