本質で生きるマインドフルネス

瞑想おじさんの自己解放記

堺 de お香な旅


堺市を旅しました。

 

中世に豪商たちの自治都市として栄えたと言われる、大阪のあの堺です。

 

私は関西の西の方に住んでいるのですが、同じ関西でありながら、堺にはあまりなじみがないのです。

 

まともに滞在するのは今回が初めてかもしれません。

 

堺には老舗お香メーカーがいくつか拠点を置いていると聞きます。

 

そこで一度足を運び、お香屋さんを訪問してみたいと思っていたのです。

 

自宅から列車を乗り継いで約2時間。

 

 

南海本線堺駅に到着です。

 

奥野晴明堂

 

前から行ってみたかったお香屋さんのひとつに、「奥野晴明堂」があります。

 

ここは以前、このブログで紹介した「疫病退散香」を製造しているメーカーです。

 

hamamon91.hatenablog.com

 

 

店舗は「堺山之口商店街」のなかにあります。

 

 

思った以上にコンパクトな店構えです。

 

入口付近の棚にお香たちが並んでいます。

 

奥から女性の社員さんが出てきて、接客してくれました。

 

実際にお香を嗅がせていただき・・・

 

「極品 薫翠」と「疫病退散香」を購入しました。

 

 

「極品 薫翠」は奥野晴明堂のフラッグシップモデル的存在みたいですね。

 

「疫病退散香」は上部に過去記事のリンクを貼っていますが・・・

 

以前にこの香を聞いたとき、かすかな陳皮の爽やかさがなかなかに心地よかったので、リピート購入です。

 

実店舗に足を運んだ人への特典なのか、2割引の価格でした。

 

ありがたいですね。

 

お香の感想は、またの機会にさせていただきたいと思います。

 

奥野晴明堂ウェブサイト

https://www.jinkyu1716.com/japanese/

 

線香組合(仮称)

 

奥野晴明堂の社員さんの話によると、この商店街の数軒先に、「線香組合」なるもののお店があるのだとか。

 

堺のお香が一同に会しているとのこと。

 

では、行ってみたいと思います。

 

 

お店には看板らしい看板はありません。

 

インターネット上にも、正式名称が明確に出ている情報を見つけられませんでした。

 

店内には、数多くの線香が陳列されています。

 

取り扱っているメーカーも多様です。

 

どうやら本当に、堺のお香がひととおり揃っているようです。

 

ここでは薫明堂の「零陵香」と「昇龍香」を購入しました。

 

 

「零陵香」は福井県永平寺でもおなじみのお香ですね。

 

スパイシーな香りが特徴。

 

「昇龍香」は、店舗で嗅がせていただいてピンときたものです。

 

多数のお香のなかから購入するものを厳選する際、なかなか一つひとつを聞いている時間はありません。

 

そんなとき、私は箱の雰囲気で目星をつけて、いくつかピックアップします。

 

後は実際にそれらを嗅いで、直感で購入するかどうかを決めます。

 

箱のデザインはある程度香りの雰囲気がイメージされているものが多いので、案外参考になると感じています。

 

ここでも2割引の価格で提供いただきました。

 

存分にお香に触れ、満足の旅でした。

 

薫明堂ウェブサイト

http://www.kunmeido.jp/

 

おまけ・旧堺燈台で日は暮れて

 

ちょうど夕暮れどき、旧堺燈台の側を通りました。

 

旧堺燈台は日本最古の木造洋式灯台と言われ、国指定史跡に認定されています。

 

 

夕日に色づく景色が心を打ちました。

 

上空へ向かうたび、橙から青へと推移していく空のグラデーションが美しかったです。