本質で生きるマインドフルネス

瞑想おじさんの自己解放記

2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

それはそれというだけ

それはただ、それというだけ。 それ以上でもそれ以下でもない。 そこには本来、意味はない。 それを特別なものに細工したがるのは、僕たちの心の仕業なのかもしれない。 しかし、それを特別だと思う心もまた、そうであるというだけ。 それを細工することもま…

蜉蝣(かげろう)の亡骸

何日前からだろうか。 僕の部屋の窓ガラスの外側に、カゲロウの亡骸が張り付いている。 白く透明で、無機質な物体だ。 張り付いているというより、まるで魂が身体から突然抜け出し、そのままそこに居るかのようだ。 苦しんだような様子も伺えず、死がごく日…

あるがままに観る

マインドフルネス瞑想は、一言で申し上げるなら観察です。 視覚だけでなく、聴覚、味覚、嗅覚、触覚の五感によって、もしくは「心の眼」によって、様々な対象を観察します。 それによって、感性が冴え、場合によっては第六感(直感やインスピレーションなど…

感動できなくていい

ネットオープンカウンセリングのお時間です。 ここでは、僕が相談者様のお悩みに回答させていただきます。 なお、掲載にあたって、相談者様の事前承認を得ています。 感動できない (相談内容) 私は感動することができません。 友達が「感動した」と感想を…

「認める」ということ【洞察の詩】

僕は頻繁に、「認める」という言葉を用います。 それは、人間として健全に生きるうえで、この「認める」ということの重要性を体感してきたからです。 この言葉にあなたはどのような印象をお持ちでしょうか。 「認める」とは、困難なことでしょうか。 僕もか…

悟り

これは、悟りというものの一般定義を記したものではない。 そういうものを期待して読むなら、きっとがっかりすることだろう。 僕は悟りの正式な定義は知らないし、どうでもいい。 物質世界と精神世界の両方を懸命に生きてきた者の責務として、その半生から得…