本質で生きるマインドフルネス

瞑想おじさんの自己解放記

何もしない練習

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僕たちはおそらく普段、「あれもしなければならない、これもしなければならない」と忙しく日々を過ごしていることでしょう。

 

常に行動に駆り立てられて苦しんでいる人もいらっしゃるかもしれません。

 

その根底には、「行動しないと不利な立場になるから危険だ」という思い込みがあるのかもしれません。

 

この思い込みを少しずつ手放す方法として、瞑想は非常に効果的です。

 

なぜなら瞑想とは、何も行動をしない時間を過ごす練習だからです。

 

焦燥感は潜在意識からのメッセージ

 

このよくわからない焦燥感は、潜在意識からのメッセージです。

 

「早く行動しないと危険なことになるよ」と教えてくれているのです。

 

もちろんあなたはこの焦燥感と戦いたくなることでしょう。

 

とても不快だから。

 

その気持ち、よくわかります。

 

しかし、残念ですが、戦っても傷つくのは自分。

 

ならばここは、「行動しなくても大丈夫」と潜在意識が理解するまで、忍耐強く待ってみましょう。

 

不快さの中で坐り続ける

 

なるべく毎日、一日一回15分~20分でかまいません。

 

不快さを感じてもそれを払うこともなく、ただじっと坐ってみましょう。

 

もちろん、不快さに耐えれなくなったときは、無理をすることはありません。

 

瞑想をやめて行動しましょう。

 

この練習を、何十回、何百回、何千回と繰り返します。

 

これによって、あなたの焦燥感は少しずつ弱まることでしょう。

 

手を下さずに見守る

 

また、この練習によってあなたは気づくかもしれません。

 

しなければならないと思っていたことの大半は、実は「やってもやらなくてもいい」のだということを。

 

むやみな行動は、控えるほうがいいのだということを。

 

たしかに行動することは偉大です。

 

しかし、ものごとには適切なタイミングというものがあります。

 

まいた種子が芽を出し、花を咲かせるにはそれ相応の時間が必要です。

 

ひと呼吸を置くこと。

少し寝かせておくこと。

大自然の流れにお任せすること。

 

自らが手を下さずに見守るという姿勢もまた、大切ではないでしょうか。

 

瞑想はきっと、あなたにそのことを教えてくれます。

 

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